月刊 勇者屋ファイル 
創刊第1号「滅びし王国」
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勇者御一行 関係者 今回の活躍 用語辞典 Q&A
さぁ、遂に創刊号!
今月からはりきって……
突然ですが、前回の準備号とのコーナーの入れ変え発生ですわ♪
あ、名癒理ちゃん^−^
えっと……閃那ちゃんがあんまりいい加減だから、私たちの出番減っちゃうの?(・_・、
ちょっと名癒理、いきなり現れて私の出番をとるなって……

……なな、なんだってΣ(゜□゜! 出番減る!? しかも私の所為!?
いえいえ、そう言うわけでは御座いませんわ^^
あくまで「入れ換え」。
本編を始めるにあたって、読みやすいように入れ替えを行うのですわ。
なるほど〜^−^
少しでも見やすさを探求していくんだね♪
掲示板とかのご意見は無いから手探りだけど(^−^;
そこはワタクシたちの精進次第ですわ。
頑張りましょう。お姉様方^^
                  (パスッ
文字コンテンツなのが場違……ウッ (パタ
(サイレンサー付きの銃をしまう
閃那お姉様、一言多いですわ(^−^
□今回の勇者御一行(アイウエオ順(ファーストネーム))
コメンテーター:旋璃亜・ヴィエルジュ・ファルバルディン
「宿命の勇者」 日陰 蒼牙 / 人間 / 18歳 / ♂
伝説の勇者「バベル」の生まれ変わりらしい……?
こいつは……こいつは私の……!!(唇をごしごし)。とにかく、こいつは魔族の掟に従って、愛するか、殺さなければならない。
助けてくれた事には礼を言う。しかし、かといって、人間など愛せるものかっ!
状況が状況だっただけに、今回は生かしておくが、いつか必ず殺す!
No DATA 「海の勇者」カルロス=ダークロム / 人間? / 17歳 / ♂
「大地の竜」グラムを信仰し、最強の討魔の剣「レイヤザーン」を持つ、いかにも「人間代表」の勇者だな。
見た目、気弱な人間の様に振る舞っているが、油断はできない。
魔族=悪者意識をもっている。魔族を排除して、「人間達の平和な世界」を目指そうとしている輩の一派なのかもしれない。本人はまだ、迷っているようだが……。
「爆裂戦乙女」 ルシア=シンクレア / 天使 / 19歳 / ♀
「剣の王」ダレスの天使見習い。自分が信じた事にまっすぐな女だ。
直感的に行動する様を見ていると、閃那に近いものを感じるが、仲が悪いのは同族嫌悪というものか?
故郷を父様の魔王軍に滅ぼされ、復讐の為に闘っている。
□関係者(アイウエオ順)
コメンテーター:旋璃亜・ヴィエルジュ・ファルバルディン
「炎の」イプシロン / 魔族 / ???歳 / ♂
マリア姉様専属の騎士でもある、魔王の従騎士。
どうやら、騎士の身でありながら、マリア姉様を愛しているらしい?
魔王の重臣でありながら、気さくで人当たりの良い熱血漢。
こいつを敵に回したくはないな……。
No DATA 歌姫  / 人間X(?) / 19歳 / ♀
人々が言うには、「勇者」ルシアの歌の師匠らしい。
必殺技は「ゴォォッド・ラ・ムゥゥゥ!」と叫び放つ、超音波。
この技だけ聞いていると、歌が上手いのか下手なのかイマイチ解らないな……。
No DATA 円月 / 魔族 / ???歳 / ♂
父様の僕。性格的にクセがあり、どうも好かない……。
最初に見かけた時もハーフエルフを吊していた。
「漆黒の麗姫」旋璃亜・V・ファルバルディン / 魔族 / 17歳 / ♀
37番目の魔王の姫。今現在、私が魔王の一番最後の子供となる。
5年前に、母と過ごし、生まれ育った村が、フレイア教壇の傭兵団「光剣」によって襲撃され、避難して以降、父様の城で過ごしていた。
しかし、城内で良からぬ噂を耳にした私は、居ても立ってもいられず、その真実を知るべく、城を飛び出した。今はまだその旅の途中。しかし、父様の軍によって、人々が蹂躙されるのを黙って見過ごすわけにも行かない。
No DATA マクレガー / 人間 / 42歳 /♂
私にとって、憎むべきフレイア教。そのフェルディス大神殿の猪突猛進型最高司祭。
厳格なようで大雑把な性格らしい。……フンッ、この教団もたかがしれるな。
「月夜の美姫」マリア / 魔王の姫 / ???歳 / ♀
魔王の娘、「魔王の姫」。その長女で、私と母を同じくする姉様。
私は初めて知ったが、「魔王の姫とは脆く、儚い存在。故に勇者に触れると火傷を負ってしまう」らしい。
人間達の国は滅んだのは残念だが、姉様は無事に救出された様で安心した。
「勇者屋じじい」セマフロス / 勇者屋職員 / ???歳 / ♂
「勇者屋」を切り盛りする老人。その詳細は不明。字はあまり上手くないそうだ。
「勇者屋」自体おとぎ話の仲だけの存在だが、今回、勇者達はそこに導かれ、依頼を受けたらしい。
その存在が、一方的に「魔族」の存続を脅かすものであるならば、いずれ闘う事になるかもしれない。
□今回の活躍

 ……舞台は、魔王によって滅ぼされし国、フェルディス王国。その中心であるフェルディスの町。

 火の月七日。フェルディス王国は魔王軍の猛攻を受け、一夜にして瓦礫の園と化した。
 それまで魔王軍の攻撃に対し、陥落する事の無かった国が何故? 周辺国の指導者たちは、動揺を隠すことができなかった。

 調査をするまでもなく、その原因は、それまでフェルディス王国を魔王軍の手から守っていたバリアーが、全く発動しなかったためであることが知らされた。あまりにあっけない国の終焉に、それが何故だったのか? そのバリアーとはどのようなものだったのか? 各国は早急にその調査を開始した。

 そしてその理由が明らかにされた。
 フェルディス城地下に厳重に封印されていた、バリアーの源たるエネルギー出力システムの核が、魔王軍の手によって盗み出されていたのだ。

……

 そして、滅びし王国に勇者達がやってきたのは、その事件から数週間後のこと。
 何かに導かれるように、同じ日にフェルディスの跡地へと着いた勇者達は、突如として現れた円月と名乗る魔王の僕によって、町の中に閉じこめられてしまった。

 同日夜、今は朽ちてしまった宿で、対円月の作戦を練っていた勇者達は、何の前触れもなく意識を失い、「勇者屋」に招かれた。
 その主である勇者屋じじいから、「フェルディス王国を救え!」という依頼を受けた勇者達。そしてふと気がつけば、彼らは、過去の、滅ぼされる以前のフェルディスの町にいた。

 日付は火の月五日。

 アリエナイ状況に困惑しつつも、勇者屋から、「鍵はフェルディス城の地下にある」と聞かされていた勇者達は、早速城の地下への進入経路を探る。
 正面門の前で兵士達と口論となっている、長く美しい黒髪をポニーテールに結んだ少女を見た勇者達は、正面からの訪問は、無理であると判断し、他の道を探す事にした。しかし、見つけた道はどれも危険が多く、結局、フレイア神殿の最高司祭マクレガーの協力を得て、正面から城へ入ることとなった。
 しかし、地下への道は隠蔽されているため、城の散策を始めた勇者達は、罠にかかり、分散してしまう。
 蒼牙は、壁越えによって侵入していた先程の少女、旋璃亜と出会い、成り行きで共に兵士に追われる身となった。そして、地下への道を発見するも、罠にかかり、旋璃亜と共に地下水路を流される羽目になってしまった。

 蒼牙の人工呼吸によって一命を取り留めた旋璃亜だったが、

蒼牙「気が付いたか?」
旋璃亜「貴様っ……! 魔王の姫は、初めてきっキスをした男を殺すか、愛さなければならない! 死ねっ!」
蒼牙「まっ待ってくれ!?」


あまりの事態に蒼牙と別行動をとる。

 そして、城の地下。何とか合流を果たした勇者達は、疑似ゴスペル・ドライヴに繋がれた、魔王の娘マリアの無惨な姿を目にする。

 彼女を、町のエネルギー源である核を、ここに繋ぎ留めてさえおけば、フェルディスはバリアーを失うことなく、滅びることはない。

 しかし……。

 その時、勇者達の前に、以前町なかで出会った青年が立ちふさがった。彼は、魔王の従騎士「炎の」イプシロンと名乗り、マリア解放を掲げて問答無用で闘いを挑んできた。

イプシロン「貴様ら、よくもマリア様をっ!!」
蒼牙「待てっ誤解だ!」
イプシロン「うるさい! この状況で、誤解だなんて……貴様らの言い訳なんて聞くつもりはないっ!」


 激戦の末、勇者達は彼を辛うじて彼を打ち破り、マリアを解放する代わりに、フェルディス攻撃の期日を遅らせてくれと交渉し、その約束を取り付けることに成功した。
 そして、彼らの去った後、勇者達は疑似ゴスペル・ドライヴを力の限り粉砕した。それが、町の根底を支えるものだとも知らずに……。

 その日フェルディス王国は、強力な地震と地盤沈下に襲われ、一夜のうちに壊滅し、瓦礫の園と化した。

 めでたしめでたし。

□用語説明                                         
   説明、解説:名癒理
ゴスペル=ドライヴ →用語辞典(カ行
 簡単にいってしまうと、生命を対価に膨大なエネルギーを取り出すシステムですわ。本来は「神」を媒体として使うシステムで、その非人道的コンセプト故に、神々の世界で「禁術」として扱われ、その技術は封印されているそうですわ。
 この度発見された、「疑似ゴスペル=ドライブ」とは媒体として「神」ではなく、「神に近しい」存在など、「半神」や……「魔王の一族」を用いたシステムですわ。……そう、この発見された装置に捕らわれていたのは、旋璃亜様のお姉様でしたの……。

勇者屋 →用語辞典(ヤ行
 様々な世界において、勇者達の助力をする者達の集まり。または、その者が店舗の形を取って勇者達の前に姿を現す場合の、その店の名前ですわ。……一般には神話、おとぎ話として、伝承される存在ですわ。
 彼らの真の目的は不明ですが、強力な力を持った者達が、「世界の方向を、彼らなりに正しい方向に修正するために行動している組織」と言うのが、ワタクシの見方ですわ。

フレイア →用語辞典(ハ行
 光の神、第一位「光の王」フレイア。バトルフィールドでどの地域でも知られる、メジャーゴットですわ。
 フレイア神の教団は、5年前、旋璃亜様が12歳になられたその日に、暮らす村を襲った「光剣」団を組織していた。その時誕生した、赤刃お姉様によって、「光剣」団は壊滅しましたが、その時の心の傷は、旋璃亜様の中で消える事無い傷の一つとして深く残っていますわ。

   
□勇者達の質問!
Q:魔王とはなんぞや?
遂に出た出た第1回!
……にして、いきなり難しいのが来たね……。
これって説明するのは、かなり長くなっちゃいそうだね
ところで、第二回じゃなかったっけ……?
ま、前のは第0回なの!
そんな事言うと覇綱ちゃんに全部やらせちゃうよっ……
Σ(゜□゜!
む、無理だよ、虐めないでよう(・_・、
ああっΣ(゜□゜! ななな、泣いちゃダメだってば><
じゃあ、一緒に説明していこう、ね?(アセアセッ
うん(^−^、
この子泣くと怖いんだよねぇ……
「魔王」って言うのは、簡単に言うと、一人、若しくは複数で神様と戦える力を持った「人」でない者達を指す言葉、「称号」なんだって。
ピンからキリまでたくさんいるってことみたい。
「人」がそのくらいの力を持っても、魔王って呼ばれないの?
その場合は「勇者」って呼ばれてるみたいだよ。
まぁ、ぶっちゃけ、神々が付けた「称号」って捉えた方が良いってさ。
この話で行くと魔王とヒトのハーフである旋璃亜様は「魔王」じゃないの?
「勇者」には、もう一つ定義があって、「魔王」に対して、一人、
若しくは複数で挑んで渡り合える「ヒト」の子の事を指すんだって。
そうなんだ^−^
ところで閃那ちゃん、さっきから「みたい」とか、「だって」って言ってるけど……
なな、何いってんの! カンペなんて読んでないよっ。
Σ(゜□゜!エェ
閃那ちゃん、私たちが生まれる前に旋璃亜様と一緒に勉強したんじゃなかったの!?
サタン先生の声は……うん、とっても眠くなるんだよ!
昼食後の社会科の授業ぐらいに……(汗;
……まぁ、その……。
カンペ見てよーと、私たちが色々説明してるんだから、問題ないじゃん!
閃那ちゃん、そんなんじゃ司会降ろされちゃうよ?(・_・、
う゛(汗;
そ、それは不味いな……私はともかく、覇綱ちゃん地味キャラだしね><
Σ(゜□゜!
わ、私の所為なの!?
用語辞典(魔王) しっかりした文章で知りたい人は用語辞典「魔王」を参照してネ♪
なーんていうと、このコーナーの意味なくなっちゃいそう……(汗;

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