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登場時設定

ほぼ私怨で魔王軍打倒に情熱を燃やす、白龍戦団で最も勇者に近い立場にある者。

姿はゼミニアによく似ているが、黒髪や身長等やや大人びているところから別人である事は一目瞭然である。

しかし、頭頂のリーダー角（笑）もあり、ゼミニアとの血縁も噂されている。

多くの魔族が魔王を信奉する中、魔族でありながら魔族に敵対している数少ない一人であり、特に従騎士「雷の」ユニクロンとゼミニア姫には並々ならぬ因縁があるらしく、強く敵視している。

白龍戦団の元帥位を持ち、四つの軍団「皇龍」「慈龍」「秘龍」「豪龍（暴龍）」のうち、「秘龍」を束ねる司令官。

「秘龍」は、「人間でなく、他の軍団からあぶれた者」を纏めた軍団であり、その性質上、他の軍団と比べてその頭数は倍以上に上るが、種族間のいざこざが絶えないため、統率が取りづらい。

それを、腹心のラヴィスタと共に二人で切り盛りしているノワは、「白龍戦団１の苦労人」とも呼ばれている。

他人や自分に厳しく、常に公平を求める生真面目な性格故に部下達に対しても厳しく接しているが、部下想いな一面も垣間見せる。

……実は人一倍仲間意識の強い彼女にとって、部下や自分を慕ってくれる者達は心から大切に思っており、厳しさはその裏返しとも言える。その様は、ある意味ツンデレと呼べる（笑）。

ただ、彼女は剣を向け、力を示す事しか、人を纏める術を知らない。

もっとも、弱肉強食の色が強い「秘龍」隊員に対しては、それが一番効果的な方法であり、彼女がこの部隊の長となった要因の一つでもあるのだが。

強く、そして不器用な彼女の在り様は、同じような不器用さを持つ問題隊員達ばかり抱える「秘龍」において、大きな信頼を集めている。

瞳、髪色の違いはあれど、ゼミニアと瓜二つな外見に反して、「不変」の様な特殊能力は有してはいない。

「怨敵ゼミニアに負けない強さ」を求め、日々修行に余念がなく、積み重ねてきた血の滲むような修練に天賦の才が重なり、白龍戦団では並ぶ者の居ない剣の使い手「帝剣の」ノワとして内外に恐れられる実力を得ている。

盾とショートソードのオーソドックスなスタイルを好む剣士だが、両手剣や二刀流の扱う腕もかなりのもの。

手合わせの試合にて旋璃亜に完敗し、以降旋璃亜に師事するようになった。

公言する事は堅く禁じていられているが、足場の不安定な場所、船、空飛ぶ乗り物がとても苦手という普通の人らしい一面も持ち合わせている。

必殺技

神速 剣舞 五月雨斬り

風塵剣の奥義である歩法神速と剣舞の型を組み合わせた、必殺の剣技。

凄まじい踏み込みで懐に飛び込み、舞うように相手の両腕を跳ね上げた後、無数の斬撃が降り注ぐ。

肉薄した状態から瞬時に攻撃が来るため、避けることも反撃も不可能とされている。

魔王と戦う理由

ゼミニアを倒し、復讐を成し遂げる為に

関連キャラ

ゼミニア、ユニクロン、ラヴィスタ、｢漆黒の翼｣旋璃亜