勇者屋装備辞典:は・ば行
Heart of End Requiem (ハートオブエンドレクイエム)
所有者:旋璃亜・ヴィエルジュ・ファルバルディン
幼少の折り、15番目の魔王の姫、龍刹が旋璃亜に与えた龍の手の様な手甲。
魔力を使い、自らの手のように操ることが出来る。
幼少の頃より装着し、扱っていた旋璃亜には、武具でありながら体の一部のように使うことが出来、体術を扱う時には、頑強でない彼女の拳の変わりを果たす。
龍の炎が宿っており、両手を組み合わせ魔力を込めると火炎弾<ドラゴンディグニティ>を撃ち出すことができる。
ハーミットブレイカー
登場:勇者屋ファイルvol.9
黒水晶によって造られた刀身を持つ、半透明の魔法剣。
「絶対に破られない魔法」の思念から生まれ出た、「破ってはならないモノを破る」ための剣であり、能力も、「いかなる封印をも打ち砕く斬撃を放つ」というもの。
太古の昔、その能力を節操無く使い、世の秩序を乱していたハーミット・ブレイカーは、「魔導女神」マリヤの怒りを買い、彼の力の及ばぬ,紫の塔に封じられてしまった。
現在に至るまで、幾多の冒険者やトレジャーハンターが奪取を試みたが、封印された塔に入ることすら叶わず、ハーミット・ブレイカーはいつしか人々の記憶から失われていった。
白死
所有者:「対HOROBI神威第一圏女神」マユラ
如何なるものをも消滅させる力を持った剣。
剣としての形状を持つが剣としての能力は一切使われる事はなく、切った先からその存在を破壊、消滅させる力を持っている、恐るべき剣。
バニラード
所有者:「対HOROBI神威第一圏女神」マユラ
マユラの両肩近辺を浮遊するように展開する、平面的な六芒星の光。
「その世界に存在する精霊」が世界破壊の障害となる大きな要素となり得る場合、その働きを鎮圧する役目を担っている。
平たく言うと、大概の魔法と、その世界を根源とする神の力を無効化する効果がある。
また、いかなる環境下でもマユラの行動が不安定にならないようにサポートする。
コレも平たく言うと、飛行や水中活動をするために使われる。
備前長船長光
所有者:明星みなも
言わずと知れた有名な業物。
明星家では、その切れ味や価値よりも「丈夫さ」が評価されて使用されている。
みなもの持つ大小もその一振りで、神降ろしが施されているため更に頑丈であり、かなりいい加減に扱っても刃こぼれ一つしない。
Healing Reason the Reqiem (ヒーリング リーズン ザ レクイエム)
所有者:名癒理
旋璃亜姫とヘルムニプルで戦いを共にした友人の拳銃使いを参考に生まれた一対の拳銃と長銃。
通常の拳銃とは違い、弾丸を撃ち出すのではなく、魔力を凝縮して弾としている。
このため、名癒理以外弾丸の生成、変換はできない。
純粋な魔力を使用しており、発砲する時にあらゆる属性に変更できる。
弾丸に魔法を詰めて撃つ事が出来、魔法の有効射程距離を大幅に伸ばす事が可能。
拳銃と長銃を組み合わせることで弾丸を2つ同時に放ち、融合魔法弾を発射可能。
フレイムソード
所有者:「炎の」イプシロン
イプシロンが創り出す剣の形をさせた炎の塊。
炎で形成されているため、当然重量はなく、彼の思うままに振るうことができる。
通常一本しか使わないが、それに値する相手には二本作り出し、二刀流で戦う。
彼が良く行うスタイルで在るため、「何らかのアイテムに頼っているのではないか?」と言われている。
ぽんきち
所有者:桜乃そら
「ぽんきち」は、以前弱っているところを介抱してあげた子狸。それ以来そらになつき、現在はそらと使い魔契約している。
彼女のしつけにより、今は「変化」できる程成長し、タヌキなまりが抜けないものの、人語を解するまでに育っている。